ALOS-PALSARデータを利用した小型船舶検出に関する研究 : PALSARのモードとアルゴリズムの比較(リモートセンシング及び一般)
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概要
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本研究の目的は,ALOS(Advanced Land Observing Satellite)に搭載されているセンサの一つであるPALSAR(Phased Array L-band Synthetic Aperture Radar)を利用して,サイズがSARのレンジ分解能幅程度の小型船舶の検出手法を評価することである.実験ではPALSARの3種の観測モードであるFBS(Fine Beam Single),FBD(Fine Beam Double),PLR(PoLaRimetric)データを用い,アルゴリズムはCFAR(Constant False Alarm Rate),MLCC(Multi-Look Cross-Correlation),Polarimetric CCF(Cross-Correlation Puntion),ポラリメトリックデータの4成分分解アルゴリズムを検討した.結果として船舶検出に最適なモードは,オフナディア角34.4°FBSモードで,続いてFBS 21.5°,FBD 41.5°,PLR 20.5°の順であった.検出アルゴリズムの比較では,各々の特徴を活かした結果が得られた.
- 2008-05-23
著者
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