超対称性の破れのMirage伝達機構とヒッグス粒子
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概要
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10次元で定式化される超弦理論を4次元にコンパクト化するとモジュライとよばれる場が現れる.これらは適当な真空期待値に固定される必要があるが,最近になってKKLTと呼ばれる新たな固定シナリオが提案された.ここでは,このシナリオをレビューし,この種のモジュライ固定に伴なって現れる超対称標準理論の特徴的な質量スペクトラムを解説する.特にヒッグスセクターの微調整問題との関連を議論する.
- 2008-08-05