NEEDS,日経テレコンの思い出(<連載>オンライン情報検索:先人の足跡をたどる(5))
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概要
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1970年代から1990年代の30年間の日本経済新聞社の電子メディア事業を振り返る。70年代はNEEDSと呼ばれる専門家向け商品の開発が中心だったが,そのなかで,新聞記事のデータベース化は日本語というハンデも含め,前例のない取り組みだった。労多くして報いの少ない仕事でもあった。 80年代にはいると,ネットワーク,パソコンの普及で,日経テレコンという一般向け商品が登場する。専門家から大衆向け商品への転換が起こり,料金の低額化とあいまって,記事情報は脚光を浴び始める。90年代はインターネット,WWWブラウザの登場で,ビジュアルな画面・映像を含む文字情報が主役の時代となった。
- 2008-08-01