ヒト胃癌の進展における自己分泌型運動因子受容体の発現と役割
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
細胞運動に関係するAMF受容体の発現が胃癌の進展にどのような役割を果たしているかについて,原発性胃癌切除標本と胃癌培養細胞株を用いて検討した. 1)抗gp78モノクローナル抗体を用いた免疫組織化学染色の結果,AMF受容体の発現は胃癌の浸潤や転移と関係する病理学的因子と高く相関し,発現群は非発現群より有意に予後不良であった. 2)全ての胃癌培養細胞株でAMF受容体mRNAが検出され,オルタナティブポリアデニル化によると考えられる新しいAMF受容体mRNA分子種も見出された.AMF受容体mRNAをコードする遺伝子には増幅や大きな構造変化は認められなかった.AMF受容体mRNAは正常粘膜にも低レベルで存在していた. 3)AMF受容体mRNAに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド投与によりTMK-1胃癌細胞株の浸潤が抑制された.細胞増殖は大きな影響を受けなかった
- 1996-02-01
論文 | ランダム
- ザ エクセレント カンパニー(40)
- ザ エクセレント カンパニー(38)
- ザ エクセレント カンパニー(37)
- ザ エクセレント カンパニー(36)第八章 異色の人たち
- メガバンクの迷走と再生を克明に描く実名小説 みずほの軌跡--続 銀行大統合(最終回)人事抗争と一兆円増資を越えて