緩やかな制約によるディスクレパンシの検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ディスクレパンシほ数論で発達した考え方である.連続測度と離散測度の差を考えることで,"ズレ"を定量的に表す尺度である.最近では情報科学の分野でもディスクレパンシの概念が重要視されてきている.情報科学では主に離散空間だけで考えることも多く,ディスクレパンシでもまた離散測度だけで考えた概念が生み出された.例えば,ディスクレパンシをハーフトーニングに応用するために作られた最適化問題がある,ある行列の中のすべての小領域で要素の合計をとり,最大値と最小値の差を小さくすることを目的としている.本研究では,ハーフトーニングに応用されたディスクレパンシの基準に焦点を当て,新しい考え方を検討する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-03-04