腫瘍体積に依存する感度を考慮した分割型遺伝子放射線治療モデル(ソフトウェアの信頼性,信頼性理論,信頼性一般)
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概要
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線形二次モデルを用いたリスク評価に基づく治療プログラムを計画する場合,細胞の放射線感度は一定であると仮定することが一般的であった.しかし,感度は放射線の照射間隔や対象組織の位置などに依存し複雑な様相を呈す.本発表では,以下仮定のもと,腫瘍制御確率の導出,および治療計画立案を目的とする確率評価モデルの提案を行う.1) 組織形状は球形(spherical tumour)であり,放射線感度は,腫瘍組織の体積に依存する.2) 遺伝子レベルでの感度向上を目的に,ウィルス注射を実施する.ウィルス注射により,組織の放射線に対する感度を3状態に分類するする.3) 放射線は分割して照射され,線量は一定ではなく,任意の線量による照射を仮定する.最後に,数値実験結果を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-05-23
著者
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