慢性透析患者の生命予後と生命保険引受可能性
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概要
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「図説 わが国の慢性透析療法の現況 2005年12月31日現在」と「生保標準生命表2007」を利用・比較して,慢性透析患者に対する生命保険引受可能性について検討した。慢性透析患者の平均余命は標準生命表のそれの5割程度と低く,死亡指数は全年齢階級で100を大きく上回る。患者年齢が若いほど死亡指数は高い。同じ年齢階級において,死亡率は女性患者の方が男性患者より低いが,死亡指数は女性患者の方が男性患者より高い。また,透析導入1年目の死亡指数が2年目以降に比べて高い。
- 2008-06-17