ΔΣ変調を用いた1bit信号処理の楽音生成器への応用
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概要
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一般にPCMシンセサイザの楽音生成系における信号処理は乗算を含む。そのためPCMシンセサイザをハードウェアで実装する際には,多ビット高速乗算器が必要である。本稿ではパルス密度変調(PDM)方式による1ビット信号処理の単純性に着目し,従来のPCMシンセサイザにΔΣ変調器を導入することで,乗算器をより単純な別の回路にて代替する手法を検討した。再設計したシンセサイザはシミュレーションによって動作を確認し,その出力音を原型のPCMシンセサイザと比較した。
- 2008-07-01