脳性マヒ児の動作訓練について
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概要
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脳性マヒ児は運動障害、言語障害、聴覚-視覚的ならびに知覚障害などを伴っているので、彼等の教育には、広い領域からのアプローチが必要である。著者は、脳性マヒ児の教育は、動作訓練、生活訓練、職業訓練、および学習指導から構成されると考えている。動作訓練に関しては、異常行動を行動のレベルと考える成瀬の新しい方法がある。その方法では、弛緩、単位動作、基本動作、目的動作が重要であると考えられる。訓練の形式は、キャンプ方法による一週間の集団集中訓練である。キャンプのプログラムには、動作訓練、集団活動、生活指導(Tグループと母親のグループカウンセリング)および機能測定が含まれる。
- 1970-01-30