視覚障害のある幼児・児童のための運動遊びの取り組み : 「フラフープ認定証」の作成(実践研究特集号)
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概要
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盲学校幼稚部、小学部では障害の制限に加え、幼児、児童の少人数化、また障害の重度重複化などにより、ゲームを取り入れた運動遊びをすることが困難になってきている。五十嵐(1989)の指摘のように、運動量と運動経験が不足している視覚障害児にも適切な環境と配慮、工夫があれば効果的な指導が可能であるという観点から、盲学校での体育指導として、どの幼児・児童も気軽に楽しめる基本的な動きを含んだ「フラフープ運動」を取り上げ指導した。指導にあたっては、対象幼児・児童の意欲を高める「認定証」を作成したこと、知的障害をあわせもつ重度重複児にも使用可能であることから、盲学校におけるフープの使用についてさまざまな示唆が得られた。本研究では、2年間にわたる体育指導のひとつとして取り組んだ経過を報告する。
- 2001-03-31
著者
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