直接変調による長距離伝送技術(チャープマネージレーザ)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
半導体レーザの直接変調を用いたシンプルな送信機の構成で,デュオバイナリーに匹敵する分散耐性を待ったフォーマットが簡便に発生できることが分かり,実用化が進んでいる.このチャープマネージレーザ(CML:Chirp Managed Laser)という新しい技術は,10Gbit/s,1.55μm帯において,最大300kmの伝送を実現し,既存の2.5Gbit/sメトロネットワークを分散補償なしで無理なく10Gbit/sにアップグレードすることを可能にする.ここでは,CMLフォーマットの特徴を解説し,更に,波長可変CML,40Gbit/s CMLなどへの最近の進展について紹介する.
- 2008-06-01