アーキア由来超耐熱性酵素の産業利用(<特集>バイオテクノロジーへの応用的戦略を踏まえたタンパク質構造解析)
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概要
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近年,極限環境(高温度,高塩濃度,異常pHなど)下で生育する特殊な微生物が発見され,第三の生物界アーキアと名付けられた.アーキアは真核生物に近い特徴を示すが最も原始的な生物と考えられている.産業技術総合研究所は,超好熱性アーキアのゲノム情報を用いて種々の超耐熱性酵素の産業利用を目的に研究を行ってきた.ここでは,我々がアーキアのゲノム情報を用いて行った2種類の超耐熱性酵素の開発と実用化について紹介する.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 2008-04-25
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