内壁面位置でのサラウンド収録に関する考察 (情報表現学科特集号)
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概要
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Hamasaki Squareについてという2003年に濱崎氏の理論が発表されており、ここにいくつかの問題点が指摘され分析されている。特に直接音とサラウンドの間接音との相関関係は無関係であることが必要だとされている。また、実際の制作現場においてはある理想と思われる1点に収録マイクを設置するいわゆる「ワンポイント収録」で行われていて、その目的に合致したマイクシステムが開発商品化されている。しかし、このワンポイント収録方式ではない会場内壁に相当する位置からのサラウンド収録を行い、その素材を基に5.1再生を行った試聴結果、濱崎氏の指摘する条件にも合致し、参加者の評価から大きな効果が得られることが判明したのでここに記すものである。
- 2004-12-24