和歌山県橋本市の工事現場に出現した中央構造線菖蒲谷断層の露頭
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概要
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和歌山県橋本市隅田町において中央構造線の断層露頭を見いだした.この露頭は和泉層群が菖蒲谷層群に衝上するもので,第四紀前期に活動した菖蒲谷断層である.小論は本露頭を記載し,断層の連続性と活動についてまとめたものである.菖蒲谷断層は地下深部で北方の五条谷断層と収れんすること,0.8〜0.7Ma頃に断層運動が不活発になっていることを述べた.
- 一般社団法人日本応用地質学会の論文
- 2008-04-10
著者
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