超音速配向分子線を用いた表面反応における立体ダイナミクス(最近の研究から)
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概要
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表面化学反応研究において,分子の持つ内部エネルギーや分子配向などが反応経路にどのように伝達されるかを明らかにすることは,反応機構解明という観点から究極の課題であり,また意図的に反応を制御し,これまでにない物質合成の可能性を拓いてくれる.本稿では,表面に衝突する分子の配向を制御した分子線を用いて,衝突直後の過渡的緩和過程に焦点を当てた最近の我々の研究を紹介する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2008-03-05
著者
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