W18(3) 材料分野における特許出願審査の実情と問題点(知的財産法工学の展望)
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概要
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材料分野の代表として「鋼」に関する具体的な特許出願審査の事例を取り上げ、その実情と問題点について紹介する。本事例は特許庁審査部の審査により、一旦特許となったが、その権利範囲が既存の鋼製品にまで及ぶ可能性を有した事例。出願内容の新規性を直接的に否定する文献はないが、基礎的な「金属学」「材料力学」に立脚すれば、審査段階で進歩性を否定できたと考えられる。異議申立により無効とされたが、最終的に東京高裁まで争われた。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2006-09-15
著者
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