道交法上の規定と過失相殺における過失の評価
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概要
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今日,交通事故損害賠償実務においては,示談で解決される場合の方が圧倒的に多い。これは,損害算定の画一化,基準化,迅速化が進んでいることと無関係ではない。そして,参考となる基準として用いられているのが,いわゆる認定基準・赤本・青本である。本稿においては,いずれの本にも事案がない,右折路外進出四輪車と追い越し自動二輪車との衝突事故を例に挙げ,道交法上の違反行為が過失相殺においてどのように評価されるべきかを検討する。
- 2008-03-30