口腔粘膜細胞からのtotal RNA抽出法の検討
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概要
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口腔粘膜細胞からtotal RNAを抽出するための条件検討を行った。一般的な、グアニジンチオシアネートを用いた方法よりも、SDSを用いた方法のほうがtotal RNAの抽出に適しており、この際、proteinase Kの添加が必要であることを明らかにした。また競合的RT-PCRの結果、ブラシで口腔粘膜細胞を剥離して採取した方が、口腔洗浄液から採取した口腔粘膜細胞よりもβ-actinを増幅するのに適していることがわかった。これらの結果から、口腔粘膜細胞からtotal RNAを抽出するには、ブラシによる口腔粘膜細胞の採取とSDSによる抽出が適していることがわかった。
- 大阪樟蔭女子大学の論文
- 2008-01-31
著者
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