科学技術情報の単位概念のファセット分析
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概要
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科学技術情報の中の非計数情報を,あらゆる手段を用いて具体的に表現するためには,ものの見方(ファセット)を明確にすることが,最大の要件である。したがって,われわれが日常身近に取扱うこれら情報の中から,数千に及ぶ用語(日本語)を摘出し,これらを意味論的に分解し,得られた単位語をファセット別に束ねてみた。その結果,少なくも情報の形態,情報の媒体,出所・場所(内3種),エネルギー,物質(内5種),物体,行為,抽象的事象(内特に用途3種)など十数個の群にまとめることができた。これらの群は、専門分野によって,軽重の差は当然あるが,情報を作成するときも、解析するときも,また分類するときも,決して欠くことのできないものであって,群ごとに適切な表現を行なうことによって円滑な有形化が可能になることを強調した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1978-03-01
社団法人情報科学技術協会 | 論文
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- 図書館の再出発-ICU図書館の15年, 畠山珠美, 浅野智美, 久保誠, 黒澤公人, 松山龍彦, 山本裕之, 長野由紀著, 東京大学教育出版, 2007.12.10, A5, 187p., ISBN:978-4-88730-796-4, 定価2,100円(税込)
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