ファイル共有システムにおける所有の証明を用いたアクセス制御(一般,インターネット、アプリケーション及び一般)
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概要
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近年、リソースを共有する手段として分散ファイルシステムが着目されているが、ファイル共有でしばしば問題としてあがるのが、プライバシやコピーライトの侵害であり、今後このような形態の情報共有が普及していくには、これらの権利問題を解決するアクセス制御が必要である。しかし、このようなOPENなシステムでは、非常に多くの匿名ユーザに対しアクセス制御を行わねばならならず,ファイルの保有者に対し、個人では処理しきれない程の大きな管理負担を強いることになる。そこで、本論文ではユーザの所持するファイルをベースにしたアクセス制御を提案する。本方式は、ユーザがアクセスしようとしているファイルに対する当該ユーザの権限を、対象ファイルに関連づけられた特定のファイル(かぎファイル)から判断し、当該ファイルに対する認可レベルを、そのユーザが保持する鍵ファイル群から自動的に割り当てる。つまり保護対象となるファイルについて鍵ファイルのproof of possessionの提示を要求することで、当該ユーザに対する正当な保有権の確認を可能とした。
- 2008-01-17
著者
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