セルフ・レギュレーション
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概要
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セルフ・レギュレーションというコンセプトは心理学の研究に於いて比較的新しい分野のものである。セルフ・レギュレーションは、時間管理、学習習慣、健康や食生活、他者関係、人生のゴールなど人間活動の質に関わる重要な要素である。ジママーン(2000)によれば、セルフ・レギュレーションというコンセプトの一般的理解は様々な分野において統一はとれていない。つまり、セルフ・レギュレーションは人間の生活において重要であるが、複雑な構成要素のため、量的研究においては理論化やオペレーショナイズすることが難しい。この論文においては、社会認知論的立場から教育現場におけるセルフ・レギュレーションを論じる。