職務分析に関する一考察 : 人的資源管理施策への適用に向けて
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概要
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本論文は、職務分析の全体像について概観し、Peterson & Jeanneret (2007) の提案に従って、演緯的アプローチ (deductive approach)と帰納的アプローチ (inductive approach) に分けて職務分析の技法を論じたものである。はじめに日米における職務 (job) の捉え方の相違について論じた。ついで、演繹的アプローチと帰納的アプローチに分けて具体的な職務分析技法について解説した。特に、我が国の人的資源管理においては、帰納的アプローチが重要である点が強調され、このアプローチに含まれるクリティカル・インシデント法についても言及した。最後に、日本において職務分析への注目度が低い点が指摘され、今後の適用可能性について論じられた。
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