Modernidad y el Valor del Legado Arquitectónico Latinoamericano
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概要
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本研究は、20世紀中ごろに国際的な注目を集めたラテンアメリカ近代建築をグローバリゼーションの進展によって続く文化的喪失の一事例として考察する。まず、近代化が社会に強いた文化的喪失を明示し、それが建築の均質化のなかでいかに表現されているかを明らかにする。次に、中世建築家たちの世代が、課せられたユニバーサルデザインをいかに受け止め、吸収し、再解釈しながら、ハイブリッドかつ固有の表現を創出していったかを見ることによって、近代化がラテンアメリカ建築に及ぼした影響を分析する。最後に、世界建築の現状から、ラテンアメリカ近代建築の遺産が隠れた創造性やローカルな潜在的可能性を養う重要な源となっていることを論じる。