日本のアメリカン・カントリーミュージック : ポピュラー音楽史の失われたパズルピース
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概要
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日本には、アメリカン・カントリーミュージックのミュージシャンやファンが極めて多いにもかかわらず、そのサブカルチャーは、民族音楽学者や日本の大衆文化史の研究者からほとんど注目されずにきた。本稿では、この音楽ジャンルの原点を、カウボーイ音楽やロカビリーを中心に戦後20年の中でたどるとともに、ポピュラー音楽が大衆文化を激変させた1960年代半ばに先立つ10年間に、カントリーミュージックがどのようにして、ジャズという当時の大学生世代の若者たちにとって非欧米音楽のトップにあったジャンルに挑むことになったのかについて、説明を試みたい。また、今日カントリーミュージックが、古くからのファンにとっての「懐メロ」("oldie")にとどまっている原因についても論じ、さらには、この音楽ジャンルが持つしなやかな生命力と、半世紀以上にわたってこのジャンルを手厚く守り育んできた人々-その大半が裕福な中流家庭の出で、今では定年を迎えている-にとってのこの音楽の変わらぬ魅力についても探っていく。
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