中心からの乖離 : 日本のパフォーマンス美学のキーワード(研究課題:韓国と日本伝統芸能の比較美学,I 共同研究)
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概要
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この論文では、日本の演劇の美の概念を考察することが、記号化された伝統的な表現を通して文化を理解する一つの方法であること、演劇の原理を背景にある潜在的に普遍な生物的機能として定義することが演劇学における中心理念であることが指摘される。こうした見地から、この論文では、日本における階級的な演者組織である家元制度が、厳密に記号化された形(型)と演目と演者の位による格付けに依存しており、そこから序破急という共通のリズムと腰の入った演技をともなう華という美の概念を作り出していることが示される。
著者
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サルズ ジョナ
Ryukoku University Faculty Of Intercultural Communication
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サルズ ジョナ
Comparative theatre, Ryukoku University
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