ホームヘルプサービス発展の必要性 : 老人と女性の立場から
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概要
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わが国の老人に対するホームヘルプサービスは、在宅福祉サービスの中でもっとも早くから実施されていたもので、今日までその中核的位置を占めてきた。そして、今後もいっそうの発展の必要性が強調されている。本小論では、本サービスの発展の必要性を、増大する福祉需要に対応した資源の効率的配分という政策論的な立場からではなく、サービスを受ける側の立場に立って改めて考えてみることにしたい。ここでは、サービスを受ける側として、要援護老人とその家族(特に、主たる介護者である女性)の二つの立場から論ずることにする。