刑事法判例研究 : 覚せい剤所持・使用事件(別件)における逮捕・勾留を利用してなされた殺人事件(本件)の取調べとそれをもとになされた本件に対する令状請求とその取調べが、令状主義を著しく潜脱したもので違法性の程度が重大であるとし、別件逮捕・勾留時および本件逮捕・勾留時に得られた被告人のすべての供述調書の証拠能力を否定したうえで、他の証拠により被告人の殺意を認定し殺人罪を適用した事例 : 平成一二年六月二九日福岡地裁第一刑事部判決、平成一一年(わ)第一一四号、二七〇号、覚せい剤取締法違反、殺人被告事件、判例タ

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