本学学生の体力特性について
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概要
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本学の体育活動群114名と一般群71名,計185名を,また,鍛錬群79名と非鍛錬群35名をそれぞれ対象に,19歳の女子の全国基準値との比較を加えながら各群の体力変化を検討した。その結果,以下のようにまとめられる。1.全国基準値との比較から,体育活動群では形態,機能の面ですぐれていたが,一般群では機能面が劣っていた。これは今後の体育学習のカリキュラム内容について検討を要することと思われる。2.体育活動群は1年次および2年次に一般群より機能面にすぐれていた。また,各体力要素の伸び率について,体育活動群では形態に変化がみられず,機能面の方では筋力と敏捷性が向上した。一般群では瞬発的能力が低下した。3.1年次において,鍛錬群が非鍛錬群より瞬発力,柔軟性に劣っていたが,2年次になると鍛錬群が全体的に体力の向上を示し,非鍛錬群と比べてほぼ同じ値か,それより上回る値であった。両群の伸び率については,鍛錬群が敏捷性と筋力に他の能力と比べて大きな割合の増加を示し,非鍛錬群ではいずれも低い伸び方であった。
- 北翔大学の論文
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