低摩擦耐磨耗・セミ産卵被害対策ドロップケーブルの開発
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概要
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集合住宅等の既設管路内にドロップケーブルを通線する場合、ケーブルの摩擦が大きいと通線が困難であり、通線距離が長いと管路内でケーブルシースが磨耗して損傷することが懸念される。また、架空に布設したドロップケーブルがクマゼミの産卵により断線し、通信遮断に至る被害も報告されている。このような課題を解決するため、低摩擦化および耐摩耗性を向上させた新規配合のノンハロゲンシース材料を用い、クマゼミ産卵被害を防止する光ドロップケーブルを開発した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-01-17
著者
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松本 和久
(株)アドバンストケーブルシステムズ技術開発部
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菅納 隆
(株)アドバンストケーブルシステムズ技術開発部
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岡本 太一
(株)アドバンストケーブルシステムズ技術開発部
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木村 一史
日立電線(株)高分子材料研究部
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梶山 元治
日立電線(株)高分子材料研究部
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木村 一史
日立電線(株)総合技術研究所第2部
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