井辺八幡山古墳の再検討 : 造り出し埴輪群の配置復原を中心に
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概要
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1969年に発掘調査された、井辺八幡山古墳の造り出し部検出の埴輪・須恵器群の配列状況を、出土遺物の調査時の原データに照らして再検討した。その結果、従来とは異なる人物埴輪配列を復元することができた。また、人物埴輪の髪型などについても従来の見解とは異なる復元案も提示できた。さらに東造り出し部は墳丘の内側、西造り出し部では墳丘の外部に向けて形象埴輪が並べられていたことがわかり、古墳造営時の各位置のもつ意味・役割等の差異を明らかにできた。
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