東松山キャンパス水辺の環境創造プロジェクト(案)
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概要
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1学生から「東松山キャンパスの池の活用」について提案があったことから、このプロジェクトはスタートした。ゼミでの議論、水質調査そしてアンケート調査とつづく過程で環境創造学部内から東松山校舎運営委員会へと波及した。また、エコキャンパス委員会との協働も加わり、大東文化大学のかかえる共有の課題として徐々に認識されつつある。アンケートの調査結果から、「池に関心がある」人は6割を超えたにもかかわらず、「池を利用する人」は4割を切った。6割近い人が「池の水がきたない」と答えたことが、理由の1つかもしれない。また、「改善されたとして利用するか」に対しては、7割を超える人が「はい」と回答した。水質結果からは、夏場の藻類の影響と考えられるpH値の上昇と溶存酸素の過飽和がみられ、化学的酸素要求量は恒常的に高く、湖沼の最悪の環境基準(C類型)も遵守できていない。「池の浄化」が課題として残された。