ドイツにおける現代原価計算の展開と認識状況
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概要
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本稿は,1992年8月28日に,本学「国際交流委員会」後援の下で本学にて催された講演会の原稿の翻訳である。講演者であるM. Schweitzer博士は,ドイッTubingen大学経済学部における経営工業論講座担当教授で,いわゆる動的貸借対照表論(dynamische Bilanzlehre)の嚆矢であるE. Schmalenbach博士の孫弟子の一人であり,ドイツ現代原価計算の系譜を論じるに相応しい論者である。訳者としては,この間,本講演原稿の掲載を関係各方面に依頼してきたのであるが,なかなかその機会に恵まれず今日に至った次第である。なお,訳者は,ドイツ財務会計論を専攻する者であり,本講演原稿の訳者としては適任でないかもしれない。それゆえ,翻訳に際しては,原価計算専攻の方々とくに広島大学の阪口要教授より,貴重な多数のコメントを賜わりました。ここに,記して感謝申し上げます。もちろん,ありうべき過誤は,すべて訳者の責任である。
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