Tensor的な相互作用の拡りについて
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概要
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場の理論の困難を解決しようとする色々の試の中で、電子と電磁場との相互作用を論ずる場合に、その相互作用部分のみを拡げる理論の系列があり、庄野氏は之をInteraction Geeneralized Formalision(I.G.F.)と呼び、Sealar的な拡りについて論じて居られる。その場合I.G.F.の困難として、例へば光子又は外場による誘起電流のGauge Invarianceが満たされない等の困難があげられてゐる。一方Pauliのregulatorの五次元形式などを一種の次元的な拡りと考へて、相互作用の拡りをsealar的なものからTensor的なものへと拡張してみた。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1951-11-20