この論文は、フレデリィック・クーパー著『問題の植民地主義』(2005年)を、共同研究(同志社大学人文科学研究所・第16期研究会・第9研究班「ヨーロッパと日本における植民地主義と近代性」)の成果を踏まえつつ、理論・方法論と比較研究の二つの視座から論じるものである。
同志社大学言語文化教育研究センター専任講師