先使用権の立証のための証拠保全手法に関するフレームワーク
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概要
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先使用権は,特許権などの知的財産権に対抗できる抗弁権として重要な権利であるが,その性質上,証拠の確保が困難であることが多い.特にその証拠が電子記録の場合には,改ざんが容易という電子記録の特徴と相まって,証拠力に問題があることが多い.本稿では,先使用権のための証拠確保手法に関する技術のフレームワークを提案する.このフレームワークは,創作過程に関係する権利のために電子記録の証拠を自動的に収集する手法である.本稿では,本フレームワークの限界に触れつつ,電子記録の証拠収集のための技術上の要件を検討する.またその技術要件の一つである電子記録の改ざん検出法のアルゴリズムにも言及する.
- 2007-12-01
著者
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