大角散乱とQuark Potential
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概要
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先に、我々はp-pの大角散乱の角分布をそのBorn近似として記述する深さ数Bevかつ原点でregularなpotentialが存在することを指摘した。此の論文では、quark間のpotentialは此のPotentialの特性を持つものであると考え、素粒子内部でquarkが同型の平均potential内を運動するものと仮定すれば一粒子励起による質量準位は内部角運動量(spln)J及び動径方向振動の量子数nについて近似的に一次な質量公式:M_<n,J>=M_0 + A√<J(J+1)> + E(n+1/2)で与えられることを示す。此の結果は大角散乱のpotentialとChew-Frautschiのplotの間の関係を示嗟する。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1967-01-20
著者
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