散逸力学系の量子力学
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自由度の非常に大きな力学系と熱的相互作用をしている力学系の量子力学的記述は,主に非平衡量子統計力学としての理論の枠内で議論されているが,ここでは簡単な散逸項を持つ古典運動方程式(ランジュバン方程式)に従う散逸力学系の量子化を試み,それからえられるいくつかの物理的性質を論ずる。
- 物性研究刊行会の論文
- 1976-09-20
自由度の非常に大きな力学系と熱的相互作用をしている力学系の量子力学的記述は,主に非平衡量子統計力学としての理論の枠内で議論されているが,ここでは簡単な散逸項を持つ古典運動方程式(ランジュバン方程式)に従う散逸力学系の量子化を試み,それからえられるいくつかの物理的性質を論ずる。