準安定および不安定状態の崩壊の確率過程(非線型・非平衡状態の統計力学,研究会報告)
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概要
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狭い意味での相転移現象に限らず多くの場合に,2つ以上の安定点をもつような問題にしばしば出会う。ここでは,そのような問題で,確率過程を支配するマスター方程式が与えられた時,準安定あるいは不安定状態の崩壊過程を固有値問題として解き,特に崩壊速度が体系の大きさにどのように依存するか,を議論したい。結論の詳細は既にいくつか発表してあるので御参照いただきたい。
- 物性研究刊行会の論文
- 1976-04-20
著者
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