デンマークの福祉における余暇の思想 : フォルケホイスコーレと生活指導教員養成大学の活動をとおして
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概要
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デンマークに特徴的な余暇活動は、神学者・歴史家のグルントヴィに率いられた19世紀の民衆運動と農民教育を源流とし、現在は、立ち止まりや学び直しの機会を提供すると同時に、個々人を地域に結びつけ市民として生かす戦略の役割を果たしている。本稿では、余暇活動の実践にユニークな役割を果たしてきた「人生の学校」とも呼ばれるフォルケホイスコーレ、コーディネーターであるペダゴウを養成する生活指導教員養成大学に関する現地調査をとおして、余暇とライフスタイルの可能性について考察を深める。
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