サルビア・ウリギノーサ(Salvia uliginosa)の青色花弁に含まれるアピゲニン誘導体のポリアミドCを用いた新しい精製法
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概要
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サルビア・ウリギノーサの青色花弁より,アピゲニン誘導体を効率よく分離精製する方法として,ポリアミドCカラムクロマトグラフィーを行った.水-メタノール系によるグラデイエント溶出により,約50%メタノール濃度で,アピゲニン7-O-β-D-グルコピラノシール-(1‴→4")-β-D-グルコピラノシドー4'-β-D-グルコピラノシド(アピゲニンIII)が溶出され,80-100%メタノール濃度でアピゲニン7-O-β-D-グルコピラノシール-(1‴→4")-β-D-グルコピラノシド(アピゲニンI)が溶出されることが明らかとなった.他の研究者によりサルビア・ウリギノーサの青色花弁に存在が報告されていたアピゲニン7,4'-O-O-ジ-β-D-グルコピラノシド(アピゲニンII)は我々が採取したサルビア・ウリギノーサの青色花弁には検出されなかった。
- 恵泉女学園大学の論文
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