2.出入国管理と空港におけるバイオメトリクスの利活用(<小特集>バイオメトリクスセキュリティの実用化最前線)
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概要
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国境を越える人の出入管理のあり方は「国のセキュリティ」に直結するものであり,同一人性の確認(1:1対比照合)及び要注意人物の該当チェック(1:n逐次照合)という,出入国管理の肝ともいえるプロセスにおいて,バイオメトリクスという最新技術を投入することにより,精ちかつ迅速な処理が期待される.今後,我が国社会の安全・安心を確保しつつ適正な外国人の受入れを図るという重大な使命を果たすためにも,個人識別情報やIC旅券による厳格な審査,自動化ゲートによる円滑な審査など,バイオメトリクスの積極的な利活用が望まれる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-12-01