1.価値あるバイオメトリックシステムを構築・運用するための提言(<小特集>バイオメトリクスセキュリティの実用化最前線)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
バイオメトリック技術は,電子パスポートなどの入出国管理業務,銀行ATMやモバイル端末における本人認証など,一般社会に浸透してきたが,基本的な課題は必ずしも解決されていない.基本的な課題とは,ベンダとユーザにおける精度に関する認識の相違,個人情報保護の観点でのシステム構築・運用のフレームワークの未整備などである.価値あるバイオメトリックシステムを実現するためには,バイオメトリクスの長所短所を理解した上で,システムを構築・運用する必要がある.本稿では,バイオメトリック技術の現状を紹介した後,これらの課題を説明し,安全・安心なシステムを構築・運用するための提言を行う.
- 2007-12-01
著者
関連論文
- ABP-1-1 バイオメトリック技術の概要と安全性に関する提言(ABP-1.バイオメトリクス認証を活用したシステム設計,パネルセッション,ソサイエティ企画)
- L-004 バイオメトリック認証システムに対するFTAによるリスク分析(ネットワーク・セキュリティ,一般論文)
- 1.バイオメトリックセキュリティ認証技術の動向と展望(バイオメトリック認証システム)
- D-19-9 プライバシー影響評価ガイドラインの開発(D-19.情報通信システムセキュリティ,一般セッション)
- バイオメトリック認証技術の現状
- 1.価値あるバイオメトリックシステムを構築・運用するための提言(バイオメトリクスセキュリティの実用化最前線)
- 認識技術の法規と標準
- 認証技術の種類と動向
- 日本におけるプライバシー影響評価の実施に関する提案(一般,情報セキュリティ,ライフログ活用技術,ライフインテリジェンス,オフィス情報システム,一般)