BRS対称性に関するanomaly(異常項)とコホモロジー(総合報告)
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概要
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Non-abelian anomalyは,非可換ゲージ理論の量子論におけるBRS対称性の破れととらえるべきであるとの観点に立って,Slavnov-Taylor identityの破れの可能性について考察する。Zuminoによるdescent equations及び二重複体に関するコホモロジー理論について簡単に復習した後,いくつかの仮定をおいて,Slavnov-Taylor identityの破れの項をコホモロジー的に決定する。フェルミオン場,反対称テンソルゲージ場を含む破れの項は現われないことが示される。
- 1986-08-20
著者
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