学部教育における看護学生のメンタルヘルスと関連要因
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概要
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本研究の目的は,学部教育を受けている看護学生のメンタルヘルスの関連要因を明らかにすることである。A大学医学部保健学科看護学専攻1年次生71名,2年次生70名,3年次生82名,4年次生77名の学生計300名(分析対象211名)を対象に質問紙調査を行った。内容は, General Health Questionnaire(GHQ-12), 学生生活に対する意識,臨地実習ストレス尺度,対処行動などである。精神的に不健康とされる学生は全体の3割以上であり,その関連要因は,消極的対処行動,実習ストレス,仲間意識であった。今後,特に,一人暮らしをしている学生や実習における情緒的サポート体制の重要性が示唆された。
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