創造力と解析力を身に付ける実験提案 : パソコン計測機器の効率的利用(W5,ワークショップ,日本理科教育学会第57回全国大会)
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概要
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学校教育における力学実験において,従来より記録タイマーとテープを用いた実験,解析が主流であった。テープに記録された打点を数え,一定数間隔で切り取り,グラフに貼り付け解析を行う手法は,生徒にある一定の好奇心を与え,得られた結果から運動の形態を読み取ることは非常に興味深い作業でもある。しかしながら,一般的に言われていることは,この作業は単調であり,結果を得るまでに時間を要する,ということである。パソコン計測機器を用いることで,現象を予測する創造力,結果を視覚的・論理的に解析する解析力に富んだ授業展開をすることができる。
- 2007-08-04