コーポレート・ガバナンスの議論を応用して、より良い政府・自治体のガバナンスについて考察することが、本論文の目的である。 エージェンシー問題を解決するために、組織効率化や情報開示が有効という点では両者は似ているが、ステイクホールダー内部の利害対立が著しいという点で、政府のガバナンスには企業にない難しさがある。それを解決するためにNPMやパートナーシップが求められる。
同志社大学政策学部