回折現象に対する影散乱アプローチにおける回折的状態→回折的状態散乱
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概要
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回折過程に対する影散乱アプローチの立場から平均非弾性回折的状態→平均非弾性回折的状態散乱が議論される.上記散乱振巾が回折的固有散乱振巾分布の3次以下のモーメントで表わされる事が明らかにされる。Squiresのsチャネル・ファクトリゼーション模型およびVan Hove-Fialkowskiのクォーク・グルー模型を使ってこの散乱振巾が計算され,両方の結果に共通した特徴としてこの散乱振巾が衝突係数空間で周辺的であることが指摘される。この過程を実験的に観測する可能性が議論され,得られた結果の物理的解釈が述べられる。
- 素粒子論グループ 素粒子研究編集部の論文
- 1977-06-20
著者
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