N×N散乱問題におけるKac-Moodyリー代数(素粒子奨学会奨学生論文)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
非線形シグマ模型とN×N散乱問題で解けるソリトン方程式を比較してそれらのリーマンヒルベルト問題を議論する。非線形シグマ模型において矛盾なく定義できるリーマンヒルベルト問題がソリトンの場合に困難が現れることを見て,無限小リーマンヒルベルト問題よりKac-Moody代数を導く。また非線形シグマ模型とソリトン方程式の無限個の保存則も求められる。
- 1983-07-20
非線形シグマ模型とN×N散乱問題で解けるソリトン方程式を比較してそれらのリーマンヒルベルト問題を議論する。非線形シグマ模型において矛盾なく定義できるリーマンヒルベルト問題がソリトンの場合に困難が現れることを見て,無限小リーマンヒルベルト問題よりKac-Moody代数を導く。また非線形シグマ模型とソリトン方程式の無限個の保存則も求められる。