動的光散乱法による乱流研究
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概要
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homodyne spectroscopyを利用することによって乱流中の粒子対の相対運動の観測が可能である。この手法によりレーザービームの太さ位で与えられる狭い領域内の相対速度v^^→ =v^^→(r^^→ +R^^→, t)-v^^→(r^^→, t)の分布が精密にかつ瞬時にえられる。現在までの実験は,相対距離Rがいわゆる慣性領域にある時,v^^→_Rの分布がかなり広い速度領域でLorentzian-likeになることを示している。
- 物性研究刊行会の論文
- 1987-12-20
著者
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