固体潤滑膜の極限厚さの特性を求めて : ナノメータ厚Ag皮膜の物性とトライボロジー特性(トライボロジー/一般)
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概要
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電気接点材料研究会との連携研究会に際して、トライボロジーとの共通課題:皮膜の厚さが極限に近づいた時、固体潤滑膜の物性はどうなるであろうか、との視点から話題提供する。通電皮膜材料としてのAgは、膜厚が次第に薄くなり、ナノメータ厚さに近づくとどんな現象が現れるか,および、気体吸着層の摩擦特性について述べる。その時摩擦力の源、摩耗は何によって発生するかを見直してみたい。薄膜となるとバルクとかけ離れた物性が発症する例は、触媒反応、半導体性質、電気磁気的特性などにおおく見いだされる。機械的性質:トライボロジーにあらわれても不思議はない。自分の分野では通電特性を得る手段がないので、接点材料分野からの示唆を頂ければ幸いである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-10-12
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